「LINEMOと楽天モバイルの違いは?」「LINEMOと楽天モバイルだと、どっちがお得?」などと悩んでいる方はいませんか?
結論、LINEを多用し大手キャリアの安定した速度でスマホを使うならLINEMO、「データ利用量が20GBより多い」「月々のデータ使用量が1GB未満の場合」など通信量に合わせて携帯料金を安く抑えたい場合は楽天モバイルを選ぶべきです。
ただし、LINEMOと楽天モバイルにはそれぞれメリット・デメリットが存在し、特徴を理解せず契約すると後悔する可能性もあるので注意が必要です。
そこで今回、5年以上のスマホを販売してきた私が、LINEMOと楽天モバイルの料金・特徴の違いを徹底的に比較しました。
本記事を読めば、LINEMOと楽天モバイルのメリット・デメリットが分かるだけでなく、あなたにピッタリの格安SIMが見つかります。
※本ページは全て税込で表示しています。
LINEMOと楽天モバイルの料金・特徴の違いを徹底比較!
今回は、大手キャリアソフトバンクが提供するLINEMOと第4の大手キャリアである楽天モバイルの違いを、徹底的に比較していきます。
まずはLINEMOと楽天モバイルの口コミや評判、実際に利用してみた感想として、以下の5つの観点に分けて点数をつけました。
- 速度/安定性
- 料金
- サポート
- オプション
- プランの豊富さ
点数をつけてグラフにすると、以下の結果となりました。
※5点満点で採点しています
ちなみに、LINEMOと楽天モバイルを比較した表は以下の通りとなります。
項目 | LINEMO |
楽天モバイル |
データ通信量 | ・スマホプラン:20GB ・ミニプラン:3GB |
無制限 (※パートナー回線は5GB) |
月額料金 | ・スマホプラン(20GB):2,728円/月 ・ミニプラン(3GB):990円/月 |
・0~1GB:0円/月 ・1~3GB:1,078円/月 ・3~20GB:2,178円/月 ・無制限:3,278円/月 |
通信速度 (※当サイトの速度測定による順位) |
主要格安SIM25社中、1番の速さ | 主要格安SIM25社中、6番目の速さ |
高速データ容量 超過後の通信速度 |
・スマホプラン:1Mbps ・ミニプラン:300kbps |
楽天回線エリア:無制限 パートナー回線エリアでの使用時:1Mbp |
キャンペーン数 | 5個 | 15個 |
対応エリア(4G) | ほぼ全国 | 一部の都道府県のみ (※エリア外ではau回線に変更) |
対応エリア(5G) | 一部の都道府県のみ (※随時拡大中) |
一部の都道府県のみ (※随時拡大中) |
通話オプション | ・5分かけ放題:550円/月 ・無制限かけ放題:1,650円/月 |
・無制限かけ放題:無料 (※専用アプリ使用時) ・10分通話かけ放題:1,100円/月 (※OS標準アプリでの国内通話を利用時) |
通話料 | 22円/ 30秒 | 22円/ 30秒 (※専用アプリ使用で無料) |
通話品質 | 〇 | △ (「10分通話かけ放題」利用時は〇) |
留守番サービス | ✕ | 無料 |
SMS | 〇 | 〇 |
データ追加 | 1GB:550円 | 1GB:550円 (※パートナー回線が海外の場合は1GB:500円) |
サポート体制 | オンライン(チャットのみ) | オンライン(電話・チャット)/店舗 (※スマホ遠隔サポー利用で550円/月) |
支払い方法 | クレジットカード、口座振替 | クレジットカード、口座振替、楽天ポイント |
独自サービス・オプション | LINEギガフリー:無料 | 【保証】・故障紛失保証 with AppleCare Services:715円~1,309円/月 ・スマホ交換保証サービス:715円/月 ・持ち込みスマホあんしん保証:715円~1,309円/月【セキュリティ】・ノートンモバイルセキュリティ:220円/月 ・あんしんコントロール by i-フィルター:330円/月【サポート】 ・スマホ操作遠隔サポート:550円/月 【データ通信】 ・楽天モバイルWiFi by エコネクト:398円/月 【通話・SMS】 ・Rakuten Link:無料 【海外】 ・国際通話かけ放題:980円/月 【下取り】 ・スマホ下取りサービス:無料 |
海外ローミング | 〇 | 〇 (※月2GBまで) |
eSIM | 〇 | 〇 |
テザリング | 〇 | 〇 |
5G | 〇 | 〇 |
メールアドレス | ✕ | ✕ (※提供時期未定) |
端末の購入 | ✕ | 〇 |
SIMロック解除 | 必要 | 必要 |
上記の表と実際に私が使った結果から、LINEMOと楽天モバイルに申し込むべきなのは、以下のいずれかの条件に当てはまる人であることが分かりました。
・LINEをデータ通信量を気にせずに利用したい人
・LINEクリエイターズスタンプを無料で使いたい人
・大手キャリアの安定した通信速度で、時間帯を気にせずスマホを使いたい人【楽天モバイルがおすすめな人】
・月3GBしか使わない
・データ量を無制限で使いたい
・品質が悪くても無料で無制限かけ放題を利用したい
・とにかく3カ月間無料で使いたい
・端末セット契約で実質0円のスマホを手に入れたい
・楽天ポイントを貯めたい
・キャンペーンを利用して機種変更をしたい人
また、ここからはLINEMOと楽天モバイルの料金や特徴の違いがはっきりと出ていた、以下の9つの観点をもとに比較をしていきます。
・データ通信量と料金
・通信速度
・キャンペーン
・対応エリア
・通話
・サポート体制
・支払い方法
・独自サービス・オプション
・その他
それぞれの項目ごとにどのような違いがあるのか示していくので、詳しい違いを知りたい方はぜひ参考にしてみてください。
データ通信量と料金の違い
LINEMOと楽天モバイルのデータ通信量と料金の違いをまとめると、以下の通りです。
項目 | LINEMO | 楽天モバイル |
データ通信量 | ・スマホプラン:20GB ・ミニプラン:3GB |
無制限 (※パートナー回線エリアは5GB) |
月額料金 | ・スマホプラン(20GB):2,728円/月 ・ミニプラン(3GB):990円/月 |
・0~1GB:0円/月 ・1~3GB:1,078円/月 ・3~20GB:2,178円/月 ・無制限:3,278円/月 |
普段からデータ量を0~1GBしか利用しない場合は、楽天モバイルの方が月額料金が無料になるのでお得です。
ただし、1~3GBを普段から利用するなら、LINEMOのミニプランを選んだ方が安く利用できます。
また、20GB以上のデータ量を利用する場合は、楽天モバイルは通信量が無制限で利用可能です
そのため、「データ利用量が20GBより多い」「月々のデータ使用量が1GB未満の場合」などの場合は楽天モバイルを選ぶ方が良いと言えるでしょう。
※楽天モバイルをパートナー回線エリアで利用した場合、月5GBまでしか利用できなくなるので注意が必要です。
通信速度の違い
LINEMOと楽天モバイルの通信速度の違いをまとめると、以下の通りとなります。
項目 | LINEMO | 楽天モバイル |
速度 (※当サイトの速度測定による順位) |
主要格安SIM25社中、1番の速さ | 主要格安SIM25社中、6番目の速さ |
高速データ容量 超過後の通信速度 |
・スマホプラン:1Mbps ・ミニプラン:300kbps |
楽天回線エリア:無制限 パートナー回線エリアでの使用時:1Mbp |
速度に関しては、実際に25社の格安SIMを用意し通信速度を測ってみました。
LINEMOと楽天モバイルの通信速度を比べると、LINEMOの方が速いことが分かりました。
楽天モバイルは楽天回線エリアであれば無制限で利用できるものの、パートナー回線エリアでは5GBまでしか利用できません。
そのため、通信速度と速度制限の面を見ても、LINEMOの方が安定して使いやすいと言えます。
キャンペーンの違い
LINEMOと楽天モバイルのキャンペーンの違いを比較していくと、以下のような結果となりました。
-スマホの方は横にスクロールできます-
項目 | LINEMO |
楽天モバイル |
キャンペーン数 | 5個 | 15個 |
キャンペーン内容 |
|
|
新規申し込み、もしくは乗り換えで適用されるキャンペーンは、楽天モバイルの方が圧倒的に多いことが分かりました。
楽天モバイルのキャンペーンは端末割引やポイント還元などが多く、最大で25,000円相当分の割引が適用されます。
LINEMOの一番注目すべきキャンペーン
LINEMOで一番注目すべきキャンペーンは、以下の3つです。
- 10,000円相当あげちゃうキャンペーン
- 通話オプション割引キャンペーン
- LINEスタンプ プレミアム ポイントバックキャンペーン
それぞれ詳しく解説していきます。
10,000円相当あげちゃうキャンペーン
出典:LINEMO
「PayPayボーナスあげちゃうキャンペーン」は、LINEMOのスマホプランに新規契約、もしくは他社から乗り換えをした場合にPayPayボーナスがもらえるキャンペーンです。
キャンペーン対象期間中にLINEMOのスマホプランに他社から乗り換えると、10,000円相当のPayPayボーナスを受け取ることができます。
また、新規契約なら3,000円相当のPayPayボーナスがもらえます。
ただし、「ソフトバンク」「ワイモバイル」「LINEモバイル」からの乗り換え、LINEMOのミニプランへ申し込む場合はキャンペーン対象外となるので注意しましょう。
・LINEMOのスマホプランに新規申し込み、もしくは他社からの乗り換え<キャンペーン期間>
・2021年6月5日(土)~終了日未定
通話オプション割引キャンペーン
出典:LINEMO
「通話オプション割引キャンペーン」は、LINEMOに申し込んでから1年後まで、次の2つの通話オプションが毎月550円割引されるキャンペーンです。
通話オプション | 通話準定額 | 通話定額 |
内容 | 国内での電話が5分間無料になる | 国内での電話がかけ放題できる |
月額料金 | 550円⇒0円 | 1,650円⇒1,100円 |
※料金はすべて税込み
キャンペーンを活用すれば、「通話準定額」は1年間が無料で利用でき、「通話定額」は1年間の月額料金が1,100円(税込)で利用できます。
・LINEMOへ新規契約、他社からの乗り換え(MNP)、ソフトバンクワイモバイルからの番号移行
・通話オプション「通話準定額」、もしくは「通話定額」へのお申し込み<キャンペーン期間>
・2021年3月17日(水)~終了日未定
LINEスタンプ プレミアム ポイントバックキャンペーン
出典:LINEMO
「LINEスタンプ プレミアム」とは、月額240円で700万種類以上のLINEクリエイターズスタンプが使い放題になる、LINEMOオリジナルサービスです。
スタンプは毎月更新されるので、普段からLINEを多用している場合は、ぜひ利用したいサービスと言えるでしょう。
さらに、今ならLINEMOを契約の上で「LINEスタンププレミアム」に加入すると、「LINEスタンププレミアム ポイントバックキャンペーン」が適用されます。
キャンペーンが適用されれば、LINEポイント240ポイントが付与されるので、1カ月間は無料で「LINEスタンプ プレミアム」が利用可能です。
・LINEMOの「スマホプラン」に加入中であること
・LINEスタンプ プレミアムに加入中であること
・LINE上のLINEMO公式アカウントから、LINEアカウントと「スマホプラン」に加入中の回線を連携していること<キャンペーン期間>
・2021年3月17日(水)〜終了日未定
楽天モバイルの一番注目すべきキャンペーン
楽天モバイルで一番注目すべきキャンペーンは、以下の2つです。
- プラン料金3カ月無料キャンペーン
- 最大25,000円相当分のポイント還元キャンペーン
それぞれ詳しく解説していきます。
プラン料金3カ月無料キャンペーン
出典:楽天モバイル
「Rakuten UN-LIMIT VI」に申し込むと、プラン料金が3カ月間無料になるキャンペーンを常時実施中です。
Rakuten UN-LIMIT VIの最大月額は3,278円なので、3カ月で9,834円が節約できます。
・1202<申し込み条件>
・「Rakuten UN-LIMIT VI」に新規申し込み
・「Rakuten UN-LIMIT VI」に他社から乗り換え(MNP)で申し込み
・「Rakuten UN-LIMIT VI」に楽天モバイル(ドコモ回線・au回線)の料金プランから移行手続き後に申し込み<キャンペーン期間>
・【Web】
2021年4月8日(木)0:00~終了日未定
・【店舗(楽天モバイルショップ)】
2021年4月8日(木)開店~終了日未定
最大25,000円相当分のポイント還元キャンペーン
出典:楽天モバイル
他社のキャリアから「Rakuten UN-LIMIT VI」に乗り換えをすると、楽天ポイントが20,000ポイントもらえるキャンペーンを実施中です。
さらに、申し込み時にスマホを購入すると、5,000ポイントが加算されるので、最大25,000円分のポイントが還元されます。
・1315※問い合わせ時には『だれでも5,000ポイントプレゼントキャンペーン』キャンペーンコード:1113も必要<申し込み条件>
・「Rakuten UN-LIMIT VI」に申し込む
購入対象端末を購入
・「Rakuten UN-LIMIT VI」申し込み、対象製品購入の翌月末日の23:59までに開通
<キャンペーン期間>
・【Web】
2020年12月8日(火)9:00~常時開催
・【店舗(楽天モバイルショップ)】
2020年12月8日(火)開店~常時開催
<ポイント付与日>
・「Rakuten UN-LIMIT VI」の開通および「Rakuten Link」の利用が確認された月の翌々月末日までに付与
対応エリアの違い
LINEMOと楽天モバイルの対応エリアの違いを比較していくと、以下のような結果となりました。
項目 | LINEMO | 楽天モバイル |
対応エリア(4G) | ほぼ全国 | 一部の都道府県のみ (※エリア外ではau回線に変更) |
対応エリア(5G) | 一部の都道府県のみ (※随時拡大中) |
一部の都道府県のみ (※随時拡大中) |
4Gの場合、対応エリアはLINEMOが圧倒的に広く、楽天モバイルは一部地域では利用できないことが判明しました。
また、5Gの場合はそれぞれ一部の都道府県のみしか利用できず、まだまだ対応エリアは少ないのが現状です。
そのため、地方に住んでいて楽天モバイルの対応エリア外に住んでいるなら、LINEMOを選ぶのが良いと言えるでしょう。
通話機能の違い
LINEMOと楽天モバイルの通話機能の違いを比較していくと、以下のような結果となりました。
項目 | LINEMO | 楽天モバイル |
通話オプション | ・5分かけ放題:550円/月 ・無制限かけ放題:1,650円/月 |
・無制限かけ放題:無料 (※専用アプリ使用時) ・10分通話かけ放題:1,100円/月 (※OS標準アプリでの国内通話を利用時) |
通話料 | 22円/ 30秒 | 22円/ 30秒 (※専用アプリ使用で無料) |
通話品質 | 〇 | △ (「10分通話かけ放題」利用時は〇) |
留守番サービス | ✕ | 無料 |
SMS | 〇 | 〇 |
LINEMOにて通話かけ放題を利用したいなら、オプションに含まれる『5分かけ放題(550円)』『無制限かけ放題(1,650円)』どちらかを選ばなくてはいけません。
一方で、楽天モバイルは専用のアプリを使用すれば、無料で無制限かけ放題を利用できます。
ただし、専用の通話アプリを使っていることから、楽天モバイルの通話品質はLINEMOに比べて劣るので注意が必要です。
※楽天モバイルの「10分通話かけ放題」を利用する場合、通常の電話回線を使うことから、通話品質が悪くなることはありません。
サポート体制の違い
LINEMOと楽天モバイルのサポート体制の違いを比較していくと、以下のような結果となりました。
項目 | LINEMO | 楽天モバイル |
サポート体制 | オンライン(チャットのみ) | オンライン(電話・チャット)/店舗 (※スマホ遠隔サポー利用で550円/月) |
LINEMOはオンライン(チャットのみ)でしかサポートしてくれないのに対して、楽天モバイルはオンライン(電話・チャット)と店舗にてサポートしてくれます。
楽天モバイルの店舗は全国に600店舗以上あり、お店に足を運ぶことで新規申込や機種変更も可能です。
また、楽天モバイルは月額550円を支払えば、スマホ操作遠隔サポートを受けられます。
スマホだけでなく、さまざまなデジタル機器のお困りごとにも回答してくれるので、ネットに詳しくない人からすると嬉しいサポートと言えるでしょう。
支払い方法の違い
LINEMOと楽天モバイルの支払い方法の違いを比較していくと、以下のような結果となりました。
項目 | LINEMO | 楽天モバイル |
支払い方法 | クレジットカード、口座振替 | クレジットカード、口座振替、楽天ポイント |
LINEMOは、「クレジットカード」または「口座振替」どちらかの支払い方法が選択できます。
一方で、楽天モバイルは「クレジットカード」や「口座振替」に加えて、「楽天ポイント」での支払いも可能です。
楽天モバイルは申し込むことで楽天ポイントが最大25,000ポイント還元されるキャンペーンもあるので、「受け取ったポイントで月額料金の支払いをする」という選択肢もあります。
独自サービスの違い
LINEMOと楽天モバイルが出す独自サービスの違いを比較していくと、以下のような結果となりました。
項目 | LINEMO | 楽天モバイル |
独自サービス・オプション | LINEギガフリー:無料 | 【保証】・故障紛失保証 with AppleCare Services:715円~1,309円/月 ・スマホ交換保証サービス:715円/月 ・持ち込みスマホあんしん保証:715円~1,309円/月【セキュリティ】・ノートンモバイルセキュリティ:220円/月 ・あんしんコントロール by i-フィルター:330円/月 【サポート】 ・スマホ操作遠隔サポート:550円/月 【データ通信】 ・楽天モバイルWiFi by エコネクト:398円/月 【通話・SMS】 ・Rakuten Link:無料 【海外】 ・国際通話かけ放題:980円/月 【下取り】 ・スマホ下取りサービス:無料 |
LINEMOには『LINEギガフリー』という独自のサービスがあり、データ通信量を気にせずにLINEのトークや通話を楽しむことが可能です。
一方で、楽天モバイルは以下のカテゴリ別で多くの独自サービス・オプション機能があります。
- 保証
- セキュリティ
- サポート
- データ通信
- 通話・SMS
- 海外
- 下取り
上記の表を見る限り、サービス面の良さやオプションの豊富さは楽天モバイルの方が圧倒的に良いと言えるでしょう。
1-9. その他の違い
他にもLINEMOと楽天モバイルの違いがないか、以下に表をまとめました。
項目 | LINEMO | 楽天モバイル |
海外ローミング | 〇 | 〇 (※月2GBまで) |
eSIM | 〇 | 〇 |
テザリング | 〇 | 〇 |
SMS | 〇 | 〇 |
5G | 〇 | 〇 |
メールアドレス | ✕ | ✕ (※提供時期未定) |
端末の購入 | ✕ | 〇 |
SIMロック解除 | 必要 | 必要 |
大きな違いとしては、「端末の購入」ができるかどうかに違いがありました。
LINEMOは端末の販売を行っていないため、機種変更ができません。
一方で、楽天モバイルは端末の販売を行っており、機種変更も可能です。
また、楽天モバイルなら端末購入でポイントが還元されるキャンペーンも実施中なので、お得に最新機種を購入できます。
実際に使ってみてわかったLINEMO・楽天モバイルがおすすめな人
この章では、これまでの比較表や主要格安SIM25社を契約している私が使ってみてわかった、LINEMOと楽天モバイルがおすすめな人を紹介していきます。
- LINEMOがおすすめな人
- 楽天モバイルがおすすめな人
それでは、それぞれ詳しく見ていきましょう。
LINEMOがおすすめな人
結論、前章でまとめたLINEMOと楽天モバイルの比較表を踏まえた結果、以下のポイントいずれかにあてはまる人はLINEMOがおすすめです。
- LINEをデータ通信量を気にせずに利用したい人
- LINEクリエイターズスタンプを無料で使いたい人
- 大手キャリアの安定した通信速度で、時間帯を気にせずスマホを使いたい人
楽天モバイルがおすすめな人
結論、前章でまとめたLINEMOと楽天モバイルの比較表を踏まえた結果、以下のポイントいずれかにあてはまる人は楽天モバイルがおすすめです。
- 月3GBしか使わない
- データ量を無制限で使いたい
- 品質が悪くても無料で無制限かけ放題を利用したい
- とにかく3カ月間無料で使いたい
- 端末セット契約で実質0円のスマホを手に入れたい
- 楽天ポイントを貯めたい
- キャンペーンを利用して機種変更をしたい人
LINEMOまたは楽天モバイルへの乗り換え(MNP)の全手順
他のキャリアからLINEMO、もしくは楽天モバイルへ乗り換えるときは、電話番号移行のために「MNP予約番号」を入手する必要があります。
この章では、MNP予約番号取得方法を以下の2つに分けて解説します。
- 大手キャリアからのMNP予約番号取得方法
- 他の格安SIMからのMNP予約番号取得方法
それでは、大手キャリアからのMNP予約番号取得の手続きから確認していきましょう。
大手キャリアからのMNP予約番号取得方法
ショップやWebからの手続きより簡単なのが、電話からの手続きです。
電話をかけたら、音声ガイダンスに従い「番号ポータビリティのお手続き」を選択します。
オペレーターにつながったら「MNP予約番号を発行してください」と伝えましょう。
その際に、解約金なども聞くことができます。
ドコモのMNP予約番号入手方法
基本的に電話かMy docomoで手続きします。
電話で取得する場合、以下の番号に電話すると簡単なのでおすすめです。
- 携帯から:151へ電話
- 一般電話から:0120-800-000へ電話
(受付時間:9:00〜20:00)
My docomoにて取得する場合、スマホならMy Docomoから24時間いつでも取得可能です。
My docomoにアクセスしたら、以下の4ステップで進みます。
- My docomoサービス一覧
- 各種お申込・お手続き一覧
- ご契約内容確認・変更
- 携帯電話番号ポータビリティ予約
その他、ドコモショップでも手続きできますが、待ち時間が発生するのでおすすめできません。
手数料:無料
auのMNP予約番号入手方法
以下の番号に電話すれば簡単に手続きできるのでおすすめです。
一般電話/携帯電話共通: 0077-75470(受付時間:9:00〜20:00)
その他、フィーチャーホンならEZWebから手続き可能です。
auショップでも手続きができますが、待ち時間があるので電話での手続きをおすすめします。
手数料:無料
ソフトバンクのMNP予約番号入手方法
以下の番号に電話することで簡単に手続きができます。
- 携帯電話から: *5533へ電話
- 一般電話から: 0800-100-5533へ電話
(受付時間:9:00〜20:00)
その他、フィーチャーホンならMySoftBankから手続き可能です。
ソフトバンクショップでも手続きができますが、待ち時間があるので電話での手続きがおすすめです。
手数料:無料
(※ソフトバンクからLINEMOに乗り換える場合は、MNP予約番号を取得せずとも乗り換え手続きができます。)
MNP予約申し込み窓口一覧
出典:niko niko cable tv
他の格安SIMからのMNP予約番号取得方法
他の格安SIMから楽天モバイルに乗り換えるときは、以下の2つのうち、いずれかの方法で取得します。
- 電話による予約番号取得
- WEBからの予約番号取得
各社の手続き方法と手数料をまとめると、以下の一覧表の通りです。
←スマホの場合は左右にスクロールできます→
キャリア | 取得方法 | MNP予約受付窓口 | MNP転出手数料 |
ワイモバイル | 電話 | 151(ワイモバイルの電話から) 0570-039-151(他社の携帯電話、固定電話から) 【受付時間】9:00~20:00 |
無料 |
UQモバイル | 電話/WEB | 0120-929-818 【受付時間】9:00~20:00(年中無休) WEBの場合の受付時間は24時間 |
無料 |
BIGLOBEモバイル | 電話/WEB | 0120-983-028(通話料無料) 03-6479-5608(通話料有料)携帯電話、PHS、IP電話の場合 【受付時間】9:00~18:00(年中無休) WEBの場合の受付時間は24時間 |
無料 |
イオンモバイル | 電話/WEB | 0120-025-260 【受付時間】10:30-19:30(年中無休)WEBの場合はマイページから手続き |
無料 |
QTモバイル | 電話/WEB | 0120-986-008 【受付時間】9:00~20:00(年中無休) WEBの場合はQTnetから手続き |
無料※ |
楽天モバイル | WEB | メンバーズステーションの「MNP予約番号発行・確認」から手続き | 無料 |
LINEモバイル | WEB | マイページの「MNP転出・解約」から手続き | 無料 |
OCN モバイル ONE | WEB | マイページの「MNP転出(MNP:携帯番号ポータビリティ)」から手続き | 無料 |
IIJmio | WEB | マイページの「MNP予約番号発行」から手続き | 無料 |
b-mobile | WEB | マイページの「MNP予約番号取得」から手続き | 無料 |
日本通信SIM | WEB | マイページの「MNP予約番号取得」から手続き | 無料 |
y.u mobile | WEB | マイページの「MNP予約番号の発行申し込み」から手続き | 無料 |
nuroモバイル | WEB | ご利用者向けページから手続き | なし |
DTI | WEB | MyDTIから手続き | 無料 |
NifMo | WEB | 「解除・MNP転出・解約の手続き」ページから手続き | 無料 |
ロケットモバイル | WEB | 解約URLから手続き | 無料 |
HISモバイル | WEB | My HISモバイルから手続き | 無料 |
mineo | WEB | マイページから手続き | 無料 |
LIBMO | 電話/WEB | 0120-27-1146 【受付時間】10:00~18:00 MNP予約番号発行依頼フォームから手続き |
無料※ |
エキサイトモバイル | WEB | BB.exciteマイページの「MNP転出」から手続き | 無料 |
J:COMモバイル | WEB | J:COMマイページから手続き | 無料 |
スマモバ | WEB | マイページから手続き | 無料 |
※電話手続きの場合は1,100円
上記を参考に手続きをすれば、簡単にMNP予約番号を取得することができます。
SIMロック解除の全手順
申し込みが完了した後は、自分で端末を購入・準備した場合のみ、SIMロック解除が必要になります。(※ソフトバンク・ワイモバイルで購入した端末ならLINEMOでのSIMロック解除は不要。)
SIMロック解除とは、端末にかけられた利用制限をなくすことを意味し、解除することでLINEMOや楽天モバイルのSIMを利用可能とするのです。
この章では、SIMロック解除の方法を詳しく解説していきます。
SIMロック解除ができるのかを確認する
まずは、スマホがSIMロックを解除できる端末かどうかを確認しましょう。
2015年5月以降に発売された機種(一部対象外もあります。「こちら」でご確認ください)であれば、SIMロック解除は、購入日から101日経過していれば可能です。
ただし、機種代を支払っていることが前提条件になります。
また、現在使っている機種へ機種変更する前にSIMロックを解除したことがあれば、以下の条件で、100日以内でも可能です。
- 前回のSIMロック解除受付日から100日経っている
- 前回のSIMロック解除を行った機種が2015年5月以降に発売された機種
動作確認がされているか確認する
SIMロックが解除できたとしても、動作確認が取れていない端末の場合、使用できないことがあります。
動作確認済みの端末か、事前に以下のページで確認しておきましょう。
動作確認が取れたら手続きへ
それでは、SIMロックを解除していきましょう。
大手キャリアを契約中に端末をSIMロック解除しても問題なく使えるので、乗り換えを決めて、SIMロックの条件を満たしているようなら解除して構いません。
ドコモのSIMロック解除方法
下記どちらかの方法で手続きが可能です。
- インターネット:My docomoから手続きが可能(dアカウントが必要なので持っていない方は新規登録・再発行しましょう)
- 電話:ドコモの携帯からは「151」、一般電話からは「0120-800-000」から手続きが可能です。※ネットワーク暗証番号が必要です。
その他待ち時間があるのでおすすめしませんが、「ドコモショップ」でもお手続きが可能です。
手数料基本的にMy docomoからの手続きなら無料、電話やドコモショップだと3,300円かかります。
まずはMydocomoでの手続きがおすすめですが、2015年5月以前の機種や、一部ドコモショップでないとSIMロック解除できない機種もあるため注意しましょう。
auのSIMロック解除方法
以下のいずれかの方法で手続きできます。
- インターネット:My au(契約中の方のみ)
- auショップ
手数料:3,300円
ソフトバンクのSIMロック解除方法
以下のいずれかの方法で手続きできます。
- インターネット:My SoftBank(契約中の方のみ)
- ソフトバンクショップ
手数料
- My Softbankからの手続きなら無料
- ソフトバンクショップでは3,300円
※My SoftBankで手続きするのが簡単なのでおすすめですが、すでにソフトバンクを解約されている場合、2015年5月以前に購入された場合はソフトバンクショップに行く必要があります。
次章では、楽天モバイルを本当に選んで大丈夫なのか確かめるため、格安SIMのそもそもの選び方から解説していきます。
本当にLINEMO・楽天モバイルで大丈夫?あなたに合った格安SIMの選び方
もし、あなたがLINEMOもしくは楽天モバイルにするかどうか悩んでいる場合は、必ず他の格安SIM(格安スマホ)も検討すべきです。
なぜなら、この格安SIM(格安スマホ)を検討しないまま契約すると、「他の格安SIMの方が1,500円以上安く使えた…」など後悔する可能性があるからです。
例えば、月3GBしか使わないユーザーは、下記のように29プランほど選択肢があります。
3GBのプランを選択する場合はLINEMOのスマホプランより1,500円以上安く使える場合もあります。
しかし、料金が安いものを選べばよいのかというと、それは違います。
格安SIM(格安スマホ)を選ぶポイントは以下の2つです。
- 実質速度が速い格安SIMを選ぶこと
- 月額料金が安い格安SIMを選ぶこと
実質速度はとても重要です。
なぜなら、朝やお昼など、通信が混む時間は格安SIMによって大きく速度が異なるからです。
しかし、素人の方が実際にスマホや格安SIMを20社以上契約して、実際の速度を測定するのは難しいと思います。
そのため、下記の記事で、実際に私が20社以上契約して速度測定と料金を徹底比較してまとめましたので、必ず格安SIMも知った上でLINEMOもしくは楽天モバイルを申し込みましょう。
LINEMO含めた大手キャリアと楽天モバイルの比較表
ソフトバンクやau、ドコモを含めた大手キャリア各社は、LINEMO以外に以下の格安SIMプランを提供しています。
- povo(au)
- ahamo(ドコモ)
そして、楽天モバイルも大手キャリアと肩を並べるほどで『第4の大手キャリア』とも呼ばれているのが現状です。
そこで、以下ではLINEMOや楽天モバイルだけでなく、povoやahamoを含めた比較表を作ってみました。
-スマホの方は横にスクロールできます-
項目 | LINEMO (ソフトバンク) |
楽天モバイル | povo (au) |
ahamo (ドコモ) |
データ通信量 | ・スマホプラン:20GB ・ミニプラン:3GB |
無制限 (※パートナー回線は5GB) |
20GB | 20GB |
月額料金 | ・スマホプラン(20GB):2,728円/月 ・ミニプラン(3GB):990円/月 |
・0~1GB:0円/月 ・1~3GB:1,078円/月 ・3~20GB:2,178円/月 ・無制限:3,278円/月 |
2,728円 | 2,970円 |
通信速度 | 格安SIMの中でも1番の速さ | 格安SIMの中でも6番目の速さ | 主要格安SIM25社中、2番目の速さ | 主要格安SIM25社中、3番目に速い |
高速データ容量 超過後の通信速度 |
・スマホプラン:1Mbps ・ミニプラン:300kbps |
楽天回線エリア:無制限 パートナー回線エリアでの使用時:1Mbp |
1Mbp | 1Mbp |
キャンペーン数 | 5個 | 15個 | 2個 | 1個 |
対応エリア(4G) | ほぼ全国 | 一部の都道府県のみ (※エリア外ではau回線に変更) |
ほぼ全国 | ほぼ全国 |
対応エリア(5G) | 一部の都道府県のみ (※随時拡大中) |
一部の都道府県のみ (※随時拡大中) |
一部の都道府県のみ (※随時拡大中) |
一部の都道府県のみ (※随時拡大中) |
通話オプション | ・5分かけ放題:550円/月 ・無制限かけ放題:1,650円/月 |
・無制限かけ放題:無料 (※専用アプリ使用時) ・10分通話かけ放題:1,100円/月 (※OS標準アプリでの国内通話を利用時) |
・5分かけ放題:550円/月 ・無制限かけ放題:1,650円/月 |
・5分かけ放題:無料 ・無制限かけ放題:1,100円/月 |
通話料 | 22円/ 30秒 | 22円/ 30秒 (※専用アプリ使用で無料) |
22円/ 30秒 | 22円/ 30秒 |
通話品質 | 〇 | △ | 〇 | 〇 |
留守番サービス | ✕ | 無料 | ✕ | ✕ |
SMS | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
データ追加 | 1GB:550円 | 1GB:550円 (※パートナー回線が海外の場合は1GB:500円) |
1GB:550円 (※データ使い放題24時間:200円/24時間) |
1GB:550円 |
サポート体制 | オンライン(チャットのみ) | オンライン(電話・チャット)/店舗 (※スマホ遠隔サポー利用で550円/月) |
オンライン(チャットのみ) | オンライン(チャットのみ) (※店舗サポートあり:3,300円) |
支払い方法 | クレジットカード、口座振替 | クレジットカード、口座振替、楽天ポイント | クレジットカード | クレジットカード、口座振替 |
独自サービス・オプション | LINEギガフリー:無料 | 【保証】・故障紛失保証 with AppleCare Services:715円~1,309円/月 ・スマホ交換保証サービス:715円/月 ・持ち込みスマホあんしん保証:715円~1,309円/月 【セキュリティ】 ・ノートンモバイルセキュリティ:220円/月 【サポート】 ・スマホ操作遠隔サポート:550円/月 【データ通信】 ・楽天モバイルWiFi by エコネクト:398円/月 【通話・SMS】 ・Rakuten Link:無料 【海外】 ・国際通話かけ放題:980円/月 【下取り】 ・スマホ下取りサービス:無料 |
・データ使い放題24時間:200円/24時間 | ・ケータイ補償サービス:550円~1,100円/月 ・AppleCare+/AppleCare+ 盗難・紛失プラン:403円~/月 |
海外ローミング | 〇 | 〇 (※月2GBまで) |
〇 | 〇 |
eSIM | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
テザリング | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
5G | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
メールアドレス | ✕ | ✕ (※提供時期未定) |
✕ | ✕ |
端末の購入 | ✕ | 〇 | ✕ | 〇 |
SIMロック解除 | 必要 | 必要 | 必要 | 必要 |
低価格でありながらも大容量であることが、LINEMO・ahamo・povo・楽天モバイルの共通点となります。
ただし、それぞれ特徴や速度などが大きく異なるので、しっかりと比較をしながら自分に合った格安SIMを選んでいくことが大切です。
まとめ
LINEMOと楽天モバイルの違いを徹底的に比較していきましたが、いかがでしたでしょうか?
LINEMOがおすすめな人とメリット・デメリットをまとめると、以下の通りです。
【LINEMOがおすすめ人】
- LINEをデータ通信量を気にせずに利用したい人
- LINEクリエイターズスタンプを無料で使いたい人
- 大手キャリアの安定した通信速度で、時間帯を気にせずスマホを使いたい人
<LINEMOのメリット>
- スマホプラン(20GB)が月額料金2,728円で利用できる
- ミニプラン(3GB)が月額990円で利用できる
- 通信速度が安定して速い
- チャットサポートは親切で返事が速い
- LINEがギガノーカウント
- LINEクリエイターズスタンプを無料で使える
<LINEMOのデメリット>
- サポートセンターの電話が繋がりにくい
- 留守番電話機能がない
また、楽天モバイルがおすすめな人とメリット・デメリットをまとめると、以下の通りです。
【楽天モバイルがおすすめな人】
- 月3GBしか使わない
- データ量を無制限で使いたい
- 品質が悪くても無料で無制限かけ放題を利用したい
- とにかく3カ月間無料で使いたい
- 端末セット契約で実質0円のスマホを手に入れたい
- 楽天ポイントを貯めたい
- キャンペーンを利用して機種変更をしたい人
<楽天モバイルのメリット>
- 3カ月間無料で使える
- 1GBデータを使わなければ月額0円(3GBでも1,078円)
- 使ったデータ量に応じて料金が変わるプランが魅力的
- スマート留守電のオプションが便利
- 端末本体1円などお得なキャンぺーンがある
<楽天モバイルのデメリット>
- 通信が不安定なことがある
- コールセンターにつながりにくい
- チャットサポートの返信が遅い
このページを参考に、あなたがLINEMOもしくは楽天モバイルの違いを理解して、最適な格安SIMを選択できることを心から願っています。